健康ライブラリー
災害医療

神戸市医師会では、災害の発生直後に医師や看護師、業務調整員らでチームを組み、救護所で救護活動にあたる「災害時神戸メディカルチーム」(D-KOMET)を立ち上げました。
政府の中央防災会議は、南海トラフ巨大地震の発生時の応急対策に関する計画で、被災が広範囲に渡る中で重点的に支援を受ける自治体10県を指定していますが、関西では和歌山県のみで兵庫県は対象外となっています。
南海トラフ巨大地震などの広域な大規模災害が起きた際、病院が十分に対応できなかったり、DMAT・JMAT等外部からの医療支援が届くまで時間がかかったりする状況を、なんとか地域の医療で自助的に災害医療に取り組むべくこのたび結成に至りました。
1995年の阪神・淡路大震災において、組織的な医療活動ができなかったという反省から生まれた取り組みであり、事前登録された医師と看護師、業務調整員の最低3人を1チームとして救護所などに派遣します。
D-KOMETのあゆみ
R05.02.17
第4回医療戦略特別委員会内にて神戸市で大規模災害が起こった際の救護活動についての検討が始まる。
R05.03.09
現状の神戸市の災害医療体制を神戸市行政を含めた関係団体・区医師会と振り返り、大規模災害への対応を検証・改善を行うこと、市行政マニュアルへの意見、超急性期被災地JMATの検討が始まる。
R05.09.26
南海トラフ地震における津波等への災害対策ワーキングチームが立ち上がる。
骨子案としてチーム編成や、出動条件、業務内容などの具体的な提案がなされる。実現に向けてのロードマップが示される。
R05.10.31
チームの呼称を仮に「D-KOMET(ディーコメット)」とした。
隊員募集要項の案が示される。

R05.11.28
WGの各委員が各区の理事会でD-KOMET骨子案を説明、意見を集めた。
神戸市のマニュアル上の医療救護班と、本案の位置づけについて協議を行う方針が示される。

R05.12.25
区医師会と区行政で災害についての協議の場を設け、協定を結ぶ方針が示される。
神戸市地域災害救急医療マニュアルに対しての神戸市医師会からの意見として超急性期の救護班を盛り込むことを提言。
R06.05.28
医師会と多職種関係団体に絞り、隊員募集の開始が予定される。
また、それに伴い各区での本構想の説明会を実施する。

R06.07.30
D-KOMET隊員の要綱、細目案に関する最終検討を行った。
R06.09.26
本案を神戸市行政・三師会(医師会・薬剤師会・歯科医師会)が参加する対策会議にて説明を行った。

R06.11.01
医師会会員を中心に隊員申込開始。
一週間で50名が申込していただく。
