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神戸市医師会について

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会長挨拶

神戸市医師会ホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
コロナウイルス感染症の流行拡大により、神戸市民の皆様も大変な状況であると思います。このホームページにも市民の皆様への情報も載せていますのでご利用下さい。

神戸市医師会は神戸市内9区のほとんどの医療機関が加入し、開業医と勤務医合わせて約2,700名の会員で構成されています。神戸大学病院の医師は神戸大学医師会に所属しています。神戸市医師会は昭和31年に区医師会を統合する形で設立され、平成28年に設立60周年の記念事業を行いました。現在の医師会館は昭和56年に建てられ、JR神戸駅近くの湊川神社西側にあります。


神戸市医師会は、会員がそれぞれの医療機関で良質な医療を患者さんに提供できるようサポートしています。さらに神戸市民の健康増進と疾病予防のため、神戸市と協力して、保健・医療・福祉の分野で数々の事業を推進しています。

保健所では、4か月、1歳6か月、3歳児健診を神戸市医師会の小児科医が行っています。幼稚園や学校では、園医や学校医が健康診断を行っています。会員の医療機関では、各種の予防接種を行っています。

小児救急に対応するため、西区学園都市駅近くで小児科休日急病診療所を運営し、また中央区HAT神戸では365日、24時間対応の神戸こども初期急病センターを、神戸市、神戸大学と共に運営しています。
一般医療機関が閉まっている夜間や休日には一次救急の対応として、各診療科の医師会員が交替で急病診療所に出向いて診療にあたっています。この2021年4月からは北区箕谷会館に北部休日急病診療所が設置され新たに診療を始めました。従来の灘区、中央区、西区とあわせて計4か所になりました。詳しくはトップページの休日急病診療所、休日電話相談所のコーナーをご覧ください。

医師会館内の医療センター診療所では、各種人間ドックを行っています。かかりつけ医からのご紹介があれば、胃カメラ、マンモグラフィー、骨密度検査等も行っています。

また西区において看護師養成のための看護専門学校を運営しています。

高齢者をはじめとして通院が徐々に困難となり、家庭での治療が必要となってくる患者さんが増えていますが、この在宅での医療に十分対応できる医師会員を増やし、レベルアップを図るための講習会等を定期開催し、今まで以上に神戸地域の在宅医療を充実させるようにしています。

また高齢者が安心して生活ができるようにと介護保険制度があります。この介 護保険を利用する場合、介護度の判定が必要となります。その判定を行う要介 護認定審査会には神戸市医師会員の多数の医師が委員として協力しています。

2016年(平成28年)9月に神戸で開催されたG7世界保健大臣会合での神戸宣言に基づいて、2018年(平成30年)4月に「認知症にやさしいまちづくり条例」が政令市として初めて制定施行されました。事故救済制度をはじめ4つの柱からなる認知症「神戸モデル」が全国的に注目されスタートし、神戸市医師会も全面的に協力しています。認知症診断助成制度において、まず第一段階として、認知症の疑いがあるかどうかをみるため認知機能検診をかかりつけ医などの身近な医療機関でします。疑いがあれば次に第二段階として、専門医療機関で認知機能精密検査をし、認知症の有無と病名の確定をします。いずれも自己負担ゼロで受けることが出来ます。この制度のおかげで、より早期に認知症の診断が出来るようになり、認知症の方に治療が早くから出来、進行を遅らせながら、いろいろなサポートも受けながら、今後の生活に備えたりすることが出来ます。一次の認知機能検診、二次の認知機能精密検査を行う医療機関として多数の医師会会員が登録しています。誰もがなりうる認知症に対する素晴らしい制度のなかで、早期診断、早期発見、早期治療、早期支援が神戸において定着することを願っています。

阪神淡路大震災から26年経過しましたが、災害時にまず求められるのは医療であるとの考えのもと、近い将来に発生が予想される南海トラフ巨大地震等への災害医療対策において繰り返しの訓練を行い、対策を強化しています。全国の政令指定都市の医師会と災害時相互支援の協定を締結するとともに、神戸市や各種関連団体と連携して対応し、特に要援護者対策を強化しています。 新型インフルエンザ、新興感染症等への危機管理対策を万全の準備のもとに充実を図り、非常事態に備えています。

市民のみなさんに少しでも健康に関する知識を深めていただく目的で、昭和50年から市民健康大学講座を毎年開催し45年続けてきました。最近は年間十数回シリーズの講座を開催していましたが、2020年度はコロナ禍のため初めて中止となりました。2021年度も開講の目処は立っていませんが、オンラインを含めた何らかの方法を検討しています。

そして現在、人類は世界中で新型コロナウイルスと戦っています。感染力が強く重症化しやすい変異株が主流となり、ますます対応が困難となっています。神戸市医師会は通常の会務は縮小し、新型コロナウイルス感染症に対して全力で対応しています。我慢するところは我慢し、新型コロナウイルスに皆様とともに打ち勝ちましょう。

最後に医師会からのお願いですが、新型コロナウイルス感染症も含め、病気のこと介護のこと医療制度のこと等、気軽に相談が出来る「かかりつけ医」を是非持って下さい。現在「かかりつけ医」をお持ちでない方は、このホームページ内の市内医療機関検索のコーナーをご利用下さるか、各区医師会まで気軽にご相談して下さい。神戸市医師会は、医師の専門家集団として、引き続き神戸市民の皆様の健康を守っていくことをお約束いたします。

2021年4月 会長  置塩 隆