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神戸市医師会について

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会長挨拶

 神戸市医師会のウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。
 神戸市医師会は昭和31年に各区医師会を統合する形で設立されました。現在、神戸市内9区の多くの医療機関が加入し、開業医と勤務医を合わせ約2,700名の会員で構成されています。

 創設以来、市民の皆様の健康保持・増進、福祉の向上に貢献することを目的に、日常診療の他、神戸市と協力し、地域医療、介護・福祉事業への協力・助言、学校医、産業医、地域住民への健康啓発活動、予防接種事業、人間ドック・健診事業、看護専門学校の運営など多岐にわたり活動しています。


 夜間・休日の急病診療については、市内4か所(灘区、中央区、西区、北区)の急病診療所を運営し、一次救急対応として医師会員が診療にあたっています。また、小児救急においては、西区に小児科休日急病診療所を運営し、中央区のHAT神戸では、神戸市、神戸大学、神戸市薬剤師会、兵庫県看護協会等との協働事業として、365日・24時間対応の神戸こども初期急病センターを運営しています。

 2020年1月に我が国で初めて感染者が確認された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は依然として予断を許さない状況が続いています。現在、多くの会員医療機関で、通常の医療体制の維持に努めながら、発熱患者さんへの対応(診察・検査・治療)を行い、神戸市が運営する宿泊療養施設へも医師を派遣しています。また、COVID-19陽性患者への往診・訪問診療も対応可能な会員医療機関で行っています。新型コロナワクチン接種においては、会員医療機関での個別接種に加え、各区に設置された集団接種会場への医師派遣も行っています。

 近い将来に発生が予想される南海トラフ巨大地震等の大規模災害への対策強化に努めています。また、全国の政令指定都市の医師会と災害時相互支援協定を締結するとともに、神戸市や各種関連団体とも連携しています。

 神戸市医師会では、引き続き市民の皆様が安心して過ごせるよう、地域医療の充実に努めてまいりますので、医師会の活動にご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

2022年5月 会長  堀本 仁士