医療の公共性と非営利性の理念のもとに情報発信をしています。

お問い合わせはこちらから 078-351-1410

神戸G-Pネット

  1. ホーム
  2. 神戸G-Pネット
  3. うつ病の診断のポイント
  • 医療機関の検索
  • 感染症情報
  • 神戸市医師会だより
  • アクセスはこちら
  • 会員コーナー
一般社団法人 神戸市医師会〒650-0016 兵庫県神戸市中央区橘通4-1-20
TEL:078-351-1410
FAX:078-361-4455

うつ病の診断のポイント

1. 身体症状
頭痛(重く締め付けられるような)、腰痛、肩こり、体の節々の痛み、食欲不振、胃の痛み、下痢や便秘、発汗、 息苦しさなど多彩な症状→7.仮面うつ病を参照
2. 症状の日内変動
午前中に具合が悪く、午後から夜にかけ徐々に改善することが多い。
3. 行動の変化
イライラが募り、衝動的な行為をしたり、他人に対して批判的で攻撃的な態度が目立つ方もあり、性格の障害との鑑別が難しい場合がある。
4. 不安障害との併存
パニック発作、強迫性障害、全般性不安障害合併が多く、さらに不安症状がうつ症状を悪化させることが多い。
5. 月経前や更年期の症状
月経前緊張症とは違い、抑うつ症状が多く程度も重い月経前不快気分障害と呼ばれる状態には抗うつ薬が効果的。 また、更年期もうつ病の好発時期であり、更年期障害との鑑別に注意が必要。
6. 一般疾患との合併
「病気を持っていれば気持ちが落ち込むのは当たり前」との考えからうつ病を見過ごすことが多いので注意が必要。
7. 仮面うつ病について
  • 精神症状よりも身体症状の訴えがはるかに多いうつ病。軽症のうつ病では精神症状よりも、身体症状が優位であることが多い。
  • 全身倦怠感、肩こり、めまい、食欲不振などの身体症状からうつと診断しても、患者さん自身も家族も納得されないことも多い。